シュガーケーンのダウンベスト

レザーヨーク　ダウンベスト

数年前に購入して以来、秋冬によく着ている
正確に何年前に買ったのかは覚えていない


これを着る理由は単純でジーンズに合うと思い込んでいるから

特に着たい服がない場合、人は何も考えずに服を選ぶ。その際は思考停止状態となり、かつて気に入った服装におのずとなると思う


今日着用するお洋服の事なんて考えない朝になんとなく選ぶ服装
それはかつて（今も）気にいって着ていた服装だ

今このダウンベストの状態は黒い生地が退色し赤みがかってきている。元は生地の色もこのレザーヨークと遜色のない黒さだったが、生地だけ退色して微妙な黒になってしまった。錆びた黒みたいな。人にこれを何色か聞いたら黒色と答えると思うが、自分の好きな黒色はこのレザーのような混じりけのない黒だ

それでもこのダウンベストを着ている理由は、他人はこの黒色のトーンが違う事に気づかないからという楽観的なものにしたい所だが、実際はまだ着られるのに新調するのがもったいないといった貧乏性に近い感覚。神経質と貧乏性が両Ａ面とみせかけて貧乏性がＡ面だった。つまり主体

背面（Ｂ面）

このダウンベストの着心地は普通。普通ってなんだよという話だろうが、腕の無いダウンのイメージそのままでこの服を冬に着ていると腕が寒い。つまりただのダウンベストまたの名を普通のダウンベスト。特筆すべき点が無いことを特筆すると、こんな感じの読む価値のない文章になるということを顕すため特筆した。この文章を書く際に矛盾しないように推敲している事が病的だなとは思う

昔、この服のサイドが裂けて修理に出した事がある。その時は結構悲しかったからこの服を大切に思っていたのだろう。その気持ちは今でも散々着た割に減衰してない。生地が退色した分は減った事にしておく

よく着ている服には愛着が湧く。一方ウエアハウスのマウンパをあまり着ていない。その理由は緑色の服だからだろうな