オールドギャップというタグを見てもしかしてと思ってオールドユニクロというタグを見つけた
人は生前20年前に製造された服を良いと思う節がある説を提唱しようと思ったが、自分も世紀末に1970年代やそれ以前に製造された服を有難がっていた。つまり経験から提唱してもいいことになる
それは本能的に惹かれていたのか、ブームにのっただけなのかを考えたらどう見ても後者の俗物だったと思う。いまそれを振り返ると若さゆえの過ちといえるが、それは楽しかった。これは重要で理性的より感情的であることを優先できた当時は喜びだった
自分がおっさんになった今、流行りに従順なのは楽しくないから流行りは今の自分の正義ではない。流行りを好きな商品を知る機会と例えたのは妥当だと思っているが、そんなものは経験から学べばいいわけで、若者はモテる為に流行りを盲従していい
自分はかつて競馬場にいそうなダッドキャップにエムエーワンを着て何らかのパンツを穿いていたおじさんをダサイ服装と思う俗悪だったけど、流行りはそれ以下でリバイバルという体でラルフのダッドキャップやアルファのエムエーワンを再び流行らせてまたオワコンにする気だ
何が書きたいかというと、流行りは本当に好きな物を知ってる人たちからすると鬱陶しい。マジな話自分が好きなレプリカジーンズや501模倣品ジーンズやナイキのテックニットやレッドイングを好きなのは自分とその他少数の物好きだけでいいからリバイバルしないで欲しい。戎ジーンズのリバイバルその後とか目も当てられない。そんなこんなでナイキのダンクがリバイバルする寸前にブレーザーSBを買った自分が結構好き
閑話休題。ユニクロは昔〇にサイズが記載されたタグの服を製造していて、そのころのパーカではなくスウェットだからフーディーは肉厚で良いと思って割と着用していたらリブが上掲のようになったし、着丈が短いからもう着たくない。このあとは裁断してチャリの油をふき取るウエスにして捨てるかそのまま捨てる
今の最先端の流行りってYEがギャップから出してる服を買うようなキッズ達がしてる服装であって90sの服を追ってる奴らじゃねえ
以上を前提に古臭いジーンズも割と新しいテックニットも好きな自分は、他人が作った流行りより自分の好きな物を優先できる存在であり、かつてウインズで見たダサイ恰好(ダッドキャップにMA1)をしているおっさん達の服装こそ本物のそれと悟ったというのは嘘だが好きな服を着るのが正しいのはそれらがリバイバルブームになって察した。正確には好きな服を着る人でありたいと思った。かつての自分みたいな若い奴らから内心バカにされても因果応報と受け入れ開き直る。そう若い頃に見たダサイ服を着たおっさん達みたいに
万物は流転するからその時好きな服を着る。今の自分のそれはナイキのテックニットであり世間的にはニッチでいい