八年使用したワイルドスワンズ

2022-11-06

ワイルドスワンズ

t f B! P L

 


財布の仕様

サイズ:H95 x W118 x D42mm
収納部:コインポケット1室、カード段3段、ポケット1室、あおりポケット1室、札室1室(中仕切りあり)
金具:ホック1点
製造国:日本



8年間毎日大体半日は所持していて、そのうち最長で5分は手に持ちボタンフックの開閉を1回とすると、1日平均2回はボタンに触れてきた。8年使用して未だなお使えるし、何より重要なのは飽きていないということ。愛着は増すばかりといいたいところだが、最高点より少し減ってずっとそのまま

もうだいぶ前からほとんどの料金は電子マネーで払えばいい社会になっていて、ワイルドスワンズのタングに貨幣とクレカを入れて持ち歩けば事足りるような状況。だけどそうなる前からこの二つ折りの財布ことグラウンダーを持っていたから敢えてタングを買う必要がない。あと前に購入した長財布のウェイブも無用の長物と化したので売却した。ウェイブに関しては長年の物欲を満たしたら不要になった。冠婚葬祭用として必要な長財布はワイルドスワンズのクリムトだ



この一見なんの変哲もないキーケースの形状は定番のそれ。だが革質は8年毎日しても未だなお健在。ステッチもほどける箇所がなく質実剛健としかいいようがない。8年て。使い勝手はそこらのキーケースと大差ないと思うけど、耐久性が段違いなのでは。大抵のキーケースは3年も使えば小汚くなって嫌になりそう(主観)。風水的に財布の運気どうこうは3年とか2年らしいのでそれを口実に買い替えてそう。自分はこの財布やキーケースをたまにブラッシングして、コバをスリッカーで磨いて8年使っている



コバはこんな具合で新品時より美しくない。傷み具合もそれはそれで長年使って来たしるしだから肯定的に受け入れる。自分にとって良い商品とはこの財布のように使用していたら他の財布に関心が湧かなくなる商品。そんな物は経年で傷んでも所有者にとっては愛おしい傷跡と書くとこっちが痛いけど、赦せるダメージというか、当然の痕というか顔の皺同然とまではいかないけど近しい感覚がある。これを愛着が湧くというのだろう多分



ブログでこの財布に関することを書くときは愛着とかなんだで好意的に書いてきたけど、日常でこの財布やキーケースを見るたびにそんなことを感じてはいない。当然のごとく使用に耐えて8年間なんとなくだが、飽きることはなく(重要)使用することができた財布とキーケース。これは自分の価値判断的には至高の商品。気を煩わすことなく長年使える事が最重要


はっきり書くと、他人が使用している商品をみて劣等感を覚えるのが億劫だった。財布でいえばハイブラの財布を使ってる人を見て自分は…と感じるのが嫌だった。それゆえに財布の柄で一瞥で他人に何の財布を使っているかバレない財布を使いたかった。以上の観点からもワイルドスワンズのグラウンダーとクリッパー2はこの上ない。厳密にはラストクロップスの二つ折り財布とキーケースは同格だろうけど


財布の柄で高い財布とわかる財布は自分にとっては下品だし、それは服でも同じ。柄やロゴが高貴でブランディングの成功している商品より、長年飽きない商品のが断然いい


8年も使える財布って凄い
卑しいブランドは3年くらいで壊れる仕様でいかに高く売るか企む
これはブランディングに励むセコい動機


以上の観点からワイルドスワンズまじリスペクト
ワイルドスワンズは下らない宣伝は行わず、有名なだれだれが使ってる等のアピールも無し
ビッグアップしたいところだが自分には影響力がなく無念
そもそも既に質で支持を得ているので誰かの宣伝など不要だが
宣伝無しで顧客を獲得してるメーカーの商品は大抵高質だ
質で世に憚ってるワイルドスワンズが好き

以上8年目の雑感

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