日本製に執着する兆候

2020-02-29

エッセイ

t f B! P L

自転車のフジや日東など日本にルーツがある商品が良いと思いはじめて、リーバイスLVCが日本製だった頃に思いを馳せた


かつてリーバイスLVCが日本で製造されていた数年間を思うと、米国製やトルコ製のLVC501より日本製のLVCに価値を見出し始めてる


品質的にはバレンシア製のレプリカと比べて一長一短だと思うが、加齢により日本人臭くなってきたのか日本製の47501の方を贔屓してしまう。客観的な評価はどちらも本家が復刻した当時のものとは別物の501というのが妥当だろう


販売から20年経つと復刻もヴィンテージになるようで、バレンシア製501復刻のデッドが中古市場で5万に近い価格で販売されていた。購入する人がいる以上は5万の価値があるのだろう。恐らく後世でそのデッドの復刻501にも5万以上の付加価値がつく

2008年7月製か2007年8月製造の47501
見方失念

リバーバイスの歴史を見ると、日本人的には日本国内で製造された501の方がヤバいはずだ。品質的にはどうみてもヴィンテージの501より高品質なので忠実に復刻されていないが、そこらへんも含めても日本らしさがあって良いと思う


日本製47501を購入した当時の話を書くと、バレンシア製の47501より好みだったから買ったのではなくたまたま買った。でも今となっては日本製であることに魅力を見出してきていて、日本製のLVCは日本人にとっては特別なものだと主張したくなってきている。それは品質うんぬんではなく、LVCは日本製だった頃があるんだぜ、かっこいいだろ的な格好良く無い思考


今のLVCは米国製なのかトルコ製なのかしらないが、それらより日本製の501の方が好きだ。オリジナルは生み出せないけどモディファイは上手いといった日本人らしさが愛おしく感じはじめているので年を食ったなとは思う。


あと正しくは501の復刻とは言えない幾多のレプリカジーンズメーカーの501風ジーンズも日本製だから好きみたいな感覚が湧いてる。米国製のラフさもいいけど日本製の几帳面具合の方が性に合ってる

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