実質冬があけてから梅雨まで穿くジーンズになった800(過去ログ参照)
このジーンズを春先に穿く事に拘ってる体にしようと企んだけど、実際のところは真冬に穿くと足首が寒いから気候が生暖かくなるまで穿きたくないという動物的なもの
鬼穿きより真冬にくるぶし丈のジーンズを穿く方がよっぽど根性穿きだ
閑話休題
発売当初この800と900はウエアハウスの新しい試みだったと記憶している
ヴィンテージに無いシルエットを当時の縫製で作り上げる100番台シリーズ。ここまで800を穿いた感想はウエアハウスも印象通り良いというざっくりしたもの
Lot.800xxは抵抗なく穿ける細身のノンテーパードストレートです。
股上を浅めに設定した腰まわりのフィット感や、膝部分で絞りが効いたラインはどんな靴にもマッチする適度な裾幅に設定しています。縫製仕様は隠しリベット、異番手による縫製など'50年代のジーンズ黄金時代の仕様を踏襲しました。
ドゥニームも良いし、他のジーンズもいい
良くないのは手放したジーンズ
約2,245時間着用した事実から察して欲しい
使い捨ての服じゃない
駄目なジーンズや嫌なジーンズだったらこんなに長時間穿かない
自分はこのジーンズを宣伝する為に穿いてないから魅力的な売り文句を書く必要が無い。たまたまウエアハウスの800に興味を持った人がググってこのブログを見た時に参考になればいい。このブログをみて800はいまいちと思って購入を見送ってもその人にとっては有益な情報。この記録を見た人が肯定的でも否定的でもそれは役に立つログでしかない
多くの人がネットで求めてる情報は共感出来る内容。自分と同じような肯定的な感想か、自分と同じように否定的な感想を求めてる。要は自分と同じ価値観をもつ人をみつけて安心したいのだ。そしてそれらはユニクロやワークマンのコスパが高い記号的な服との親和性が高いのだろう
自分はまずレプリカジーンズが好きでナイキのハイテクギアも好きだ。その理由は若い頃に植え付けられた価値観を実質引きずっているにすぎないのだけど、引きずるのが心地よくてそのまま。なんというか、めくるめく流行の変遷を20年近く傍観した上でレプリカジーンズが未だに好きなんだから病名がつくだろうな。パラノイアとか。偏執病。若い頃に流行った服を一生カッコいいと思い続ける病
テックフリースを穿いてるとジーンズの穿き心地は悪いと思う。でもそんなの関係ねえ。穿き心地どうこうじゃなくて穿きたいから穿くだけ。この手の非合理的な欲求を満たすのは好きだ
後ろ見頃
臀部の色落ち具合はチャリのサドルによるもの
チャリに乗る機会は減ったがジーンズの臀部は白く物語る
ケツの青さは未熟さを顕す
ケツの白さはチャリンカス
この画像をまじまじと見て、ウエアハウスの800の色落ちもぬかりないと思う
藍染が織りなすマダラはドープだ
シンメトリーの美しさを軽く無視してくるこの左右非対称
自分は性向的に左右上下の均整がとれている方が良いと思う気質だが、ジーンズは別。もっと書くと、アシメでバランスがとれてるこの色落ちはシンメトリーの美を凌駕する。自然美的な。人工的に染めたデニムをジーンズにして穿いていたら藍染は劣化を経て自然美を顕した
スカした文章になったが、人がジーンズに魅了される理由はここにあると思う
ちなみにコンクリの上に平置きして撮影してる理由はコンクリートはストリートな柄だから(ラフドリフト)。ナイキのアスファルト柄でググるとでてくるような柄はストリートらしいからジーンズの背景に丁度いいかなと思ってるとみせかけて、その実は屋外撮影時に敷物を敷くのが面倒だからというズボラなもの
この裾のアタリなんか最高だ
挑戦は受け付けるけど、負ける気がしないこの裾のタイトさ
ラフでいてタイトでドープなマイ800
両足のハチノスことひざ裏の色落ちの違いを見比べてくれ
右脚の方が何故かしょぼいのがいい
手前味噌だが可愛いとすら書ける非対称
片目二重で片目一重だった少年時代の自分のよう
次回は洗濯後の800を投稿予定
来週末か来月上旬に