チャリ買った

2019-11-26

ルーベオーラ

t f B! P L

安価のチャリを買おうと思っていたが、自称ブラックマニアックはフジのルーベオーラを買った。世界には矛盾があるし、予定は未定で変わる事も割とある。先日あげた自転車3点の中から3万のピストを買おうと決めていけど、それならカーテルバイクの方が高いけど良いなと思い始め、その後に紆余曲折を経てフラットバーロードであるこのルーベオーラの購入に至った。


ROUBAIX AURA


FUJIのフラッグシップアルミロードの名を冠したリアルフラットバーロードが装い新たにモデルチェンジ。2016年モデルまでハイエンドアルミロードのROUBAIX 1シリーズに使われていたプラットフォームを採用し、アシンメトリックチェーンステーなどを採用したレースジオメトリーにカーボンフォークに加えインナーケーブルルーティング仕様に変更。流麗なフレームワークにスムース処理された溶接箇所がクラスを超えた高級感を演出し、シマノCLARIS搭載で街中ではロードバイクさながらの機動性を誇る。ブラックアウトされたパーツと相まってクールでスタイリッシュなライディングを演出。


主な購入動機は見た目。全体的に真っ黒であること、リムが黒いホイールのチャリが欲しかった為にこれが適合した。キャノンデールのバッドボーイやカーテルバイクも同様に真っ黒で良いなと思っていたが、縁があったのはこのフジのルーベオーラだった。そこは偶々だと思う。なんとなくフジってのは富士山とか富士地方の富士からきているのかなと思っていたけど

FUJI

FUJIの歴史は古く、その発祥は1928年にまで遡ります。日米商店の創業主である岡崎久次郎が、イギリスのブランド、ラージを富士と改称し、FUJI(富士)の自転車が誕生しました。その後は日本国内で実用車などを販売していましたが、70年代に入るとアメリカでレースバイクを展開。21世紀に入ってからは拠点を海外に移し、最先端のレースチームに機材を提供しながらレースバイクの開発を行ってきました。2011年には世界三大レースの一つであるブエルタ・ア・エスパーニャでの総合優勝を獲得。FUJIは瞬く間にレーシングバイクとしてのブランドを確立しました。

その傍らで、FUJIは日本のスポーツバイクシーンにフィットした限定商品の開発にも力を注ぎます。FUJIの定番ピストバイクであるFEATHERやBALLADなどを世に生み出していき、中でもシングルスピードでは絶大な人気を誇るブランドへと成長していきました。現在、FUJIはレースの現場ではもちろん、ストリート系バイクブランドとしても名を馳せ続けています。


日本にルーツがあるメーカーということで暗に好意はあったのかもしれない。だがこの前提で贔屓した覚えは無く、見た目で惹かれた。街乗り用としては関東の街中でカナダグースのダウンを着るくらいオーバースペックだが、欲しくなったから仕方がない。黒王号のような漆黒の闘気を纏ったこのチャリが欲しくなった。動機はそれだけ。中二病的な価値観で。ガイアはもっと黒光りしろという。ブラックマニアはカラスのカラーリングもすき。自然界でここまで黒で統一された生物って…考えたらアリその他結構いた。ウニとかサソリとかヘビとか…蛇蝎系に寄るこの感じがまた好きだ。ガンダムよりザクが好きな感じ


走った感想

前傾姿勢が辛い。予想以上に手のひらに負荷がかかった。背中と臀部にも負荷を感じた。これは慣れるのだろうか。前クロスバイクは可変ステムとライザーバーを駆使してシティサイクルに近いポジションで乗っていたが、このチャリはレーサーみたいな前傾姿勢。傾斜のきつい坂が今までの数倍怖くなった。もし下り坂で調子に乗ったら前のめりでこけて負傷だろうな。顔面から行く感じ


コンポーネントはシマノ最下位グレードのクラリス。旧型のソラとこれしか使った事が無いけど、比較しなくてもこれは程度が低いと感じる。ソラ以上のブツに交換したい。でも街乗り用だからクラリスで十分な気はする。人ってのは哀しいかな身体の上の方に眼がついている生き物で。デュラエースは無理でも105位は…いってみたい


ハンドルはフラットバーからブルホーンに換える。いずれはニット―のショートブルホーンハンドルにするつもりだが、とりあえずは上のこれにする。ブルホーンにバーテープを巻くといずれベタついて嫌な思いするんだろうな、と先を見越した不毛な抵抗感が芽生えている。何事にもビビり過ぎというか、臆病。これは人生の枷にもなってるし、臆病だから無事故で生きてきたとも感じてるから一長一短の特性。損も得もしているからチャラ。今のフラットバーはポジションが固定されるから辛い。


下のハンドルは解体したクロスバイクでつかっていたハンドル。ライザーバーとはちょっと違う。このステムは可変式だからこれをルーベオーラに換装するかもしれない。BMXっぽいハンドルというか。ちなみにこのステムを思いっきり上に向くようにしてクロスバイクに乗っていた。ほぼシティバイクの俗にいうトンボってハンドル風のポジションで乗るようにしてたら結構調子良かった


フロントフォークはカーボン、コラムはアルミらしいがその効能は体感していない。そんなことより黒字にトーンの違う黒色のロゴが乗っているフレームが良くて買った。完全に見た目重視。スポークも黒でエアロなんとか機能搭載。このチャリは機能も良いんでしょ?ってオマケ程度の期待感は前傾姿勢が辛くて打ち砕かれた。


既に変速は無くてもいい気がしている。街乗り用は8速で十分というかそれでも多い。ママチャリの3段くらいでいい。だがそれを付けるくらいならシングルでいいだろという話にここで繋がる。この点に関してカーテルバイクを買えば良かったと思うが、何故か多段変速を積んでるルーベオーラの方が軽いから買った。このチャリは9.2kgくらいでカーテルバイクはシングルギアで9.8キロ

換装したいパーツはハンドルとシフター、クラリスグレードから105位にしたい感じはある。街乗りにはオーバースペックだけどな。とにかく真っ黒いチャリを買えて良かった。公道を走るには過剰性能でびびりながら歩道をちんたら走ってる。走り心地は前傾姿勢が辛い。見た目はお気に入りだが、実際に手にすると興が覚めるというか、その見た目を誰も見ていない事に気が付く。でも自己満足には浸ってる。なんだろうなこの満足感と虚しさの二面が両A面みたい感覚は

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