ロードに乗るような自転車ヲタクはコンチネンタルのグランプリ5000を気に入ってるようだし、ピストに乗るタイプの自転車ヲタクはコンチネンタルのゲータースキンをリアに履かせてスキッドを決めてるらしい(耐久性が高いタイヤだから)
一方でフラットバーロードに乗っているこのニワカは上記のタイヤ双方をいいとこどりしてそうだが中途半端かもと思いつつ上掲のグランプリフォーシーズンを購入した。自分の使途的にはコンチの安いタイヤことウルトラスポーツ3で必要十分にも拘らずわざわざ興味本位でグランプリ4シーズンを購入した昨夏。振り返るとそういう気分だったのだから仕方がないという他無い
チューブが2種類ある理由はセミディープリムのホイールを買ったら42mmでは足りなくなった為。IRCのチューブは安くて絶賛されていたので選んだ。ほかのチューブにはほぼクレーム的なレビューがあって萎えた
箱の外観
ドイツ製ハンドメイドとのことで恐らくこのタイヤの製造者であろう女性の画像に職人の誇りを感じる
重要なことだがタイヤの片側の側面に進行方向が目立たないようにエンボスで示されている。ここまで目立たなくしてる理由は主張させたくないからだろう。その理屈なら他のロゴもエンボスで良いんだが
あと、この手の記載には大体後で気づく。そして今回も例に倣って間違った方を選択をしていた。たまにはこうした選択で気づかぬうちに正しい方を選択していてくれ思う。この手の無意識の選択で毎度間違っている方を選んでいる
リムテープ。レトロスペックじゃダメだろハイスペックがいいと思ったが、レトロの意味は幾つもあるのかもしれないな。あとこれをみた時点で購入しておいたリムテープの使用が先送りになり、ゴムが劣化して無駄になる不安が湧いた
このタイヤを先日購入したホイールに装着したら格好良くて震えた。側面に文字があったらダサいだろうな無地がいいと思っていたけどそんな拘りはあっさり消えた。ソーダの気泡よりあっけなく
このタイヤのスペック。主な購入動機は一番丈夫そうだったからという明快なもの。デキュラスキンてやつはパンク耐性が高いらしい
ちなみに自転車のタイヤの交換は久しぶりだが、ほかのタイヤ同様に特に難しい事は無く終わった。レビューでこのタイヤは固いから交換が難しいだなんだと記載されていたのに拍子抜け。タイヤレバー1本つかって難なく出来た。タイヤ交換時に使う為に購入したパウダーも使わずに終わった。レビューでビビらされたが杞憂だった
レビュアーは素手でタイヤをはめてるっぽい。後半はタイヤレバーでテコの原理を利用してタイヤをホイールにねじ込まないと無理だぞ。チューブを傷めつけないように
タイヤとホイールの交換ついでにブレーキシューも交換
このホイールの黒いリムは使用により剥げていく
ブラックマニアックのブラックマンバ
理想の漆黒まであと二手
五月に予約注文した三ヶ島×マッシュの真っ黒いペダルが届くので交換後、ハンドルをニットーのブルホーンを購入し換装後スポンジのグリップを装着したら理想の外観のチャリが完成
タイヤとホイールを同時に交換した感想
今回のタイヤとホイールの交換で走りは良くなったが、そもそも比較対象がルーベオーラ純正のホイールと純正タイヤを2年半使い倒したものだから比べものにならない。漕ぎだしの軽さと加速具合が向上した。あとレビュー通りラチェット音がうるさい
ブレーキの調整
この際だからとブレーキワイヤーというかケーブルを調整した。JIS企画では右レバーはフロントブレーキを引く規定らしいが、右レバーでリアブレーキを引く方が配線が綺麗にまとまるので変更。なおかつケーブルの長さを適正なものにしたらアルテグラのブレーキが本来の性能を発揮しはじめてブレーキングが感動的な物になった。今までは配線が悪質でアルテグラを活かせていなかったと実感。軽く引くだけでブレーキが機能するようになった
その他のパーツについて
EPMDじゃなくてEMPT(ナチュラルに間違えた)の合皮のバーテープは防水性が高く雨の日に滑るし質感もよくないのでお勧めしない。バーテープは巻くの難しくて効率が悪い。ということでハンドルにグリップがわりにハメるスポンジのようなものを買った
今使っているGRKのブルホーンは可もなく不可もなく使用に難は無いが、どうしてもニットーのブルホーンが欲しいから買って上記のスポンジを装着する。ニットーと三ヶ島に好感をもっているらしくかつて書いた日本製に固執する兆候というのはガチ
クランクはスギノで完成車についていたもので必要十分。105あたりにしてみたいけど、スプロケその他コンポーネントを換える事になるので無理だ。ボトムブラケットはそのうち換える。パナソニックのU字ロックは完膚なきまでにハマっている。このU字ロックは長年使って2本目を買うくらいだからお勧め。次もU字ロックを買うならこれしかない。あとはライトを1600ルーメンくらいの奴に新調するかもしれない(今のライトが壊れてないのに)
エーゼットさんは信頼出来るのでアクアシャインコートガラス系コーディング剤とアクアシャインシルクWAXコーティング剤を購入して自転車に塗布して拭いてる。これを塗布したらフレームが艶を放つようになった。黒光り
今回の整備で理想の外観に近づいたし、機能性も向上したから満足。自転車に乗る事より整備して機能性を取り戻したり機能が向上することの方に喜びを覚えるタイプと気づき実際の作業はかなり面白かった。ネットで調べながらやった割に9割上手く行って爽快だった。玉押し調整もタイヤ交換も楽勝だったけど、唯一出来なかった事はカセットBBの右ワンを外して鋼球をグリスアップする作業。塩ビをハメて外周をたたいて外しているブログを見たけど、どういう理屈で外れるのか解らなくて実践する気になれなかった